■かなり楽しいグルダのチェロ協奏曲

最近こんなチェロ協奏曲があることを知りました。
作曲はピアニストのグルダという人。１９８０年ころの作品。
ピアノ曲はほとんど聴かないのでピアニストはよく知らず
したがってこの作品も知らなかったという訳です。

これがまた変わった編成で吹奏楽セクションにドラムス、ウッドベースにアコギ。
弦楽器は音が小さいのでチェロとウッドベースとアコギにはＰＡが
使われているようです。

第１楽章（序曲）は一応クラシックなのにいきなりドラムスが入ります（笑）



第２楽章（牧歌）はかなりのどか。

第３楽章（カデンツァ）は無伴奏。
ゴーティエ・カプソン（カプソン兄弟の弟のほう）は上手だなあ。

第４楽章（メヌエット）はバロック風。
出だしはビオラ・ダ・ガンバっぽい音色ですね。
おおっ、ハイポジの音程がいいなあ。
フルートとのかけあいでフルート風の音色を出している感じですね。



第５楽章（フィナーレ）は運動会の音楽のように完全にノリノリ。
おーっ、ホルンは上に掲げて吹いているぞ。

ニコ動の方では全楽章が聴けますのでＩＤをお持ちの方はどうそ。



それにしても新日フィルはイングヴェイのエレキギター協奏曲の
共演もそうですけどこういうのが好きなんですかね？