■白鳥の湖

なんかわからんが竜巻の夢を見た。
早稲田通りを高田馬場から西早稲田方面に歩いていたのだが
明治通りの交差点あたりでふと南西方面を見ると少し遠くに
細く高い竜巻が何本か見える。

近くに目を移すと通行人の近くからひょろひょろと発生したいくつもの風の渦が
みるみるうちに巨大化している。
中には背後で発生した竜巻が人を追いかけるように移動しているのだが
その人は気付いていない。
「志村！後ろー後ろー」状態である（笑）

私はといえばとりあえずビルの中に逃げ込もうと思っているのだが、
なぜかせいぜい二階建ての木造建築しかなくオロオロするばかり…
って一体いつの時代なんだ！
現在のように高い建物ばかりなら遠くの竜巻なんか見える訳ないもんなあ。

困ったなあと思っていると、通行人の背後から追いかけている竜巻に
なぜか矢印（→）の白い靄が現れ目が覚めた。

うーん、夢を見る場合ってその構成要素について直近のことが
思い当たったりするものだが今回はさっぱり…

いや確かに子供の頃校庭なんかで足元の小さな風の渦が
瞬間的に大きくなって消滅する経験（白鳥の湖と呼んでいました）とか、
東京の郊外（当時はほぼ田舎）に住んでいたころ
これも小さな風の渦がたちまち直径５０メートルくらいに
巨大化したのを家の中からこわごわ眺めていた経験はありますが…

子供の頃は妄想ではなくいろいろ不思議なこと（というか自然現象）を
体験したんですけど、今はつまらない現実にウンザリしているのかも
知れないっすね。なんか生きている気がしません。